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「黄金の旅」の意図

投稿者: dimaizum 投稿日: 2009年11月11日 12:12 PM0

spain-station新サービス「黄金の時間」の1カテゴリーである「黄金の旅」についてご説明します。

職業人としての生活を卒業された方には、思う存分、旅行を楽しむことができる時間が舞い込みます。その都度、色々な行き先を検討して、ひとりで、あるいはご友人やご家族と旅をされるのもよいでしょう。

ただ、そういった、その都度その都度の旅行は、旅行が終わってしまえばそれきりとなるところがあって、後々で楽しむための素材をほとんど残さないように思います。

最近では、それとは異なる旅行のスタイルがあるようです。「ニューツーリズム」と呼ばれる旅行スタイルです。

ニューツーリズムとは、一言で言えば、「勉強すべきテーマがある旅」。従来の観光はどちらかと言えば受身で、「連れて行ってもらって目の前にあるものを見て帰って来る旅行」だったのに対し、ニューツーリズムでは、見聞を深めたいテーマを持ち、事前に調べたり資料を読んだりして知見を蓄えて、旅程も自分でコントロールします。(Wikipediaの語釈がここにあります)

交通機関も宿も観光客のような選択はせずに、場合によっては安い便や安宿やうまく使いながら、あくまでもテーマの追求に主眼を置きます。

例えば、司馬遼太郎の「街道をゆく」を追体験する旅。1年がかりで準備を進めるサンチャゴ巡礼。ボルドーの名シャトーを2週間かけてめぐり、ワインの鑑識眼を磨く旅。世界各国に散らばったラ・トゥールの作品を見て歩く旅などなど。ご自身の興味に応じて様々なテーマ設定が可能です。

こうしたテーマのある旅を軸に据えた場合、旅の前後でたくさんのやるべきことが出てきます。資料を読んだり手配をしたり。インターネットでブログをお書きになっている方なら、そうした調べものの過程、準備の過程がそのままブログの題材にもなるでしょう。

また、旅の途中の記録…具体的には、1眼レフのデジタルカメラで写真を撮る、メモを書いておく、時にはデジカメのビデオ撮影機能で動画撮っておくといったことが、後々に、自分が取り組むテーマの研究素材になります。また、一部はブログで発表してもよいでしょう。現地のインターネット回線環境がよいなら、現地からほぼリアルタイムで旅行記をアップすることも不可能ではありません。

そして帰ってきてから…。帰ってきた後では、旅先から持ち帰った素材を整理し、研究ノートを書き、見聞が深まった部分、これから見聞を深める必要がある部分を区分けし、今後の旅行の計画へとつなげます。

このような旅のスタイルであれば、旅行の前にも楽しいことがたくさんあり、旅行自体もこれまでになく積極的に楽しむことができ、さらには旅行の後でも楽しみがあります。

こうした新しい旅行スタイル、すなわち、「テーマのある旅」をわれわれは「黄金の旅」というネーミングのもとに支援していきたいと考えています。

具体的には、「サンチャゴ巡礼」および「定年後のバックパッカー旅行」にお詳しい方をお招きして、トークイベントを開催することを考えています。

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